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MCSRED アップデート後の注意点 (20130520 --> 20141205)

MCSRED アップデート後の注意点 (20130520 --> 20141205)

[多波長解析システム全体(サーバ、WS),解析サーバ(anam*、anah*),端末ワークステーション(alws*、sbws*),バッチキューイングシステム(bapm*、baph*)]

更新日:2015/12/18

2016/1/4 の定期メンテナンス時に, MCSRED のアップデートが行われます。
(20130520 --> 20141205)
それに伴う MCSRED 使用上の注意点をご連絡します。

・これまでに MCSRED を使用していたユーザーへ
今後はデフォルトで MCSRED アップデート版 (20141205) が使用され
ます。MCSRED 旧版 (20120515, 20130520) を用いた解析をこれまで行っていた
場合は、IRAFを起動した後、MCSRED パラメーターを一旦初期化する
ことを推奨いたします。
 cl> unlearn mcsred

・IRAF version 2.16.1 で MCSRED を使用したいユーザーへ
MCSRED は IRAF version 2.14.1 をベースに開発されているため、
IRAF version 2.14.1 の使用を推奨しております。
IRAF version 2.16.1 での使用を希望される場合は、一部のタスク
において整約途中画像表示に不具合が報告されていますので、以下
のいずれかの回避策を実施していただくようお願いいたします。
 -- mcsred パッケージの読み込み後に、tv パッケージを読み込ませる
   cl> mcsred
   mcsred> tv
 -- 整約途中画像の表示をオフにする ("disp-" オプションを使用)
なお、IRAF version 2.16 で使用した場合は回避策の見つかって
いない不具合が報告されているため、IRAF version 2.14.1, 2.16.1
での使用をお勧めします。

・MCSRED 旧版 (20120515, 20130520) を使用したいユーザーへ
デフォルトで起動する MCSRED アップデート版 (20141205) の使用
を推奨しますが、旧版の使用を希望される場合は、以下の2つの手順
を行うことで旧版の使用が可能となります。

 1. 個人の解析ディレクトリにある login.cl を以下のように修正
  (修正前)
   #MCSRED
   task $mcsred = /usr/local/subaru/MCSRED/mcsred.cl
   set dir_mcsred = "/usr/local/subaru/MCSRED/"
  (修正後, 20120515の場合)
   # MCSRED
   task $mcsred = /usr/local/subaru/MCSRED20120515/mcsred.cl
   set dir_mcsred = "/usr/local/subaru/MCSRED20120515/"
  (修正後, 20130520の場合)
   # MCSRED
   task $mcsred = /usr/local/subaru/MCSRED20130520/mcsred.cl
   set dir_mcsred = "/usr/local/subaru/MCSRED20130520/"

 2. 個人の sh/csh 設定ファイル (個人環境設定セクション) を修正
  (20120515の場合)
  [sh, bash] ~/.bashrc と~/.bash_profile の両方へ以下の1行を追記
    export MCSRED_DIR=/usr/local/subaru/MCSRED20120515
  [csh, tcsh] ~/.cshrc へ以下の1行を追記
    setenv MCSRED_DIR /usr/local/subaru/MCSRED20120515

  (20130520の場合)
  [sh, bash] ~/.bashrc と~/.bash_profile の両方へ以下の1行を追記
    export MCSRED_DIR=/usr/local/subaru/MCSRED20130520
  [csh, tcsh] ~/.cshrc へ以下の1行を追記
    setenv MCSRED_DIR /usr/local/subaru/MCSRED20130520