IDL の起動不可・強制終了時の注意点
[多波長解析システム全体(サーバ、WS),解析サーバ(anam*、anah*),端末ワークステーション(alws*、sbws*),バッチキューイングシステム(bapm*、baph*)]
以下の IDL の起動不可, 強制終了時の注意点をご連絡します。
[問題・症状1]
IDL を強制終了(*) させると、その後起動ができなくなる場合があります。
[原因]
強制終了時に IDL の設定ファイルが破損し、起動時に IDL の初期化ができず、
起動できなくなると考えられます。
[回避策]
同様の事象が発生した際は、以下のいずれかをお試しください。
- 「~/IDLWorkspace8?」のリネーム
- 「~/.idl」のリネーム
(*) IDL の強制終了方法は以下の2つです。
- コマンドラインから Ctrl+C にて終了する。
- プロセスを直接 kill する。
(オプションなしで実行し、kill されなければ '-9' オプションを使用する。)
また、上記の方法どちらでも、ファイルが破損する場合があります。
[問題・症状2]
ログイン後にシェルを変更した場合、IDLが起動できません。
[原因]
サブシェル(ログイン後にシェルを変更した状態)では、IDLの環境設定ファイルが
読み込めないため、IDLが起動できません。
[回避策]
シェルを変更した場合、一旦ログアウトしてから、再度ログインしてIDLを起動してください。
シェルを変更する際は、chshなど一般のコマンドは使わず、「modify_userinfo -s [ログインシェル]」
(解析システム独自コマンド https://www.adc.nao.ac.jp/J/cc/misc/lm2013/html/2-5-3.html)をお使い下さい。