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No.337

 ADCからのお知らせ No.337(2013/5/22)

C言語によるデータ解析講習会 開催のお知らせ


Sorry for Japanese only.

「C言語によるデータ解析講習会 開催のお知らせ」について
代理投稿いたします。よろしくお願いします。



解析システム ユーザーの皆様

重複して受け取られる方は御容赦下さい.

国立天文台天文データセンターが主催する C言語によるデータ
解析講習会について案内を致します.ふるって御参加下さい.

国立天文台天文データセンター 小宮悠・吉田鉄生





【2013年度 C言語によるデータ解析講習会のお知らせ】

国立天文台 天文データセンターでは以下のとおり,CとC++に
よるデータ解析講習会を 2013年 7月24日〜7月26日 に開催
します.

申込締切は 2013年 6月 24日(月) です.
ただし,定員に達し次第,受付を終了致します.

■概要

現在のデータ解析においては,スクリプト言語や解析パッケー
ジが多用されていますが,解析ソフトウェアの検証,解析手法
を工夫した独創的な研究,あるいはデータのサイズが大きいな
どの場合には,ピクセル単位の高速処理が可能な C言語が必要
な場面が多いものです.

本講習会では,まず C言語で正しく動くコードをどうやって書
くかというテーマについて議論した後,C と C++ との違い,
知っておくと便利な C++ の機能を紹介します.その後,本格
的なデータ解析へのステップとして,SLLIB と SFITSIO (※)
を使ったデータ解析の実習を行ないます.いずれも,教科書や
雑誌ではなかなか取り上げられない内容ばかりを予定していま
す.

※SLLIB + SFITSIO は IDL や Python + numpy 等のスクリプ
 ト言語に似たデータ解析環境の基本部分を提供する C++ ラ
 イブラリです.
 FITS ファイル(画像,テーブル)や文字列,n次元配列が手
 軽に扱えるのが特徴で,プログラマに優しい『実用的な言語
 環境』を目指して開発されています.性能面では,特に配列
 演算でのチューニングが進んでおり,一部処理に関しては開
 発者の手でSIMD命令を埋め込む事により,安定した(コンパ
 イラやユーザのコードへの依存が小さい)高速処理が可能で
 す.現在は主に宇宙科学研究所のプロジェクトで利用されて
 います.
 【参考】 SLLIB, SFITSIOのWebページ:
 http://www.ir.isas.jaxa.jp/~cyamauch/sli/index.ni.html


実施期間:
2013年 7月24日(水) (受付 10:00-10:30) - 7月26日(金)

場 所:国立天文台三鷹キャンパス 南棟 2F 共同利用室A

最大人数:12名

募集締切:2013年 6月 24日(月)

対 象
C言語でコードを書いた事のある方で,観測データや
アーカイブデータを使った独創的な研究を目指す方,
プロジェクトなどに属しており,C言語のスキルアップ
を目指す方など.例えば,下記に該当する方々にお勧めします:
・高速な画像解析ツールを書けるようになりたい方
・メモリ管理不要のスクリプト言語風のC環境を体験したい方
・「const double *const *p;」の意味がわからない方,
 「*」の使い方に自信がない方
・メモリリークで悩んでいる方
・C++ で挫折した方,がっかりした方
・「オブジェクト指向」にピンとこない方
ただし,全くの初心者には難しい内容です.

備 考:
全く新規の講習会ですので,講習内容は変更される事が
ありますので,ご了承ください.

講 師:
山内 千里 (国立天文台 天文データセンター)
小池 美知太郎 (国立天文台 HSCプロジェクト)

※若干ですが旅費・宿泊費の用意があります.ただし,残念な
 がら学部学生には支給できません.悪しからずご了承くださ
 い(自費等による参加は可能です).


■講習内容と日時 (現在の予定)

講習会の内容:

第1部: もっと安全なC言語
開発現場では C++ が使えない場面もありますので,第1部では
C 言語の範囲で正しくコードを動かすための基本的な考え方や,
型とポインタ変数の理解の仕方,メモリの扱い,危い関数との
つきあい方,正しいソース分割,最適化のヒント,などを取り上げます.

第2部: C++のつまみ食いと SLLIB + SFITSIO
CとC++との互換性や C++標準ライブラリ,テンプレートなどの
便利な機能を紹介した後,SLLIB + SFITSIO で配列や FITS の
基本的な扱い(ヘッダ,画像,WCS,バイナリテーブル)について
学びます.SLLIB + SFITSIO により,第1部で紹介した C 言語
特有の様々な面倒さが解消できる事を体験していただきます.

第3部: SLLIB + SFITSIO を使ったデータ解析
CCDによる画像データの1次処理,ブルーミング・コズミックレイ
潰し,天体検出 & 重心算出,銀河/星の分類 など,より実践的な内容を扱います.

いずれも,教科書や雑誌ではなかなか取り上げられない内容ばかりを予定しています.

講習会の日時:

7月24日(水) 10:00-10:30 受付、10:30-12:00,13:00-17:00 講習
7月25日(木) 10:00-12:00,13:00-17:00 講習
7月26日(金) 10:00-12:00,13:00-17:00 講習

第2部は2日目から,第3部は3日目から開始されるとは限りませんので,ご注意ください.


■申込方法

受講を希望される方は以下のフォーマットに記入の上,
Subject: 欄は「C言語講習会参加申し込み」として,電子メールで

 c2013a@nao.ac.jp

まで送信してください.飛び入りでの参加は認められませんの
で,近隣の方も必ず参加申込をして下さい.

なお,募集締切期日よりも前に定員に達した場合は,その時点
で受付を締め切らせていただきます.

受付を受領しましたらこちらより確認の電子メールを送付いた
します.3 営業日以内に返信なき場合は正しく受領されなかっ
た可能性がありますので,Tel (小宮悠 :0422-34-3561),Fax
(0422-34-3840),直接訪問など,電子メール以外の手段で,御
連絡ください.

コスモス会館への宿泊を希望される方は宿泊希望日程を明記し
てください.なお,部屋数に限りがありますので,宿泊希望の
方は特にお早めにお申し込みください.

旅費援助を希望される方はその旨を明記し,必要事項をもれな
く記入してください.但し,財源が限られているため,場合に
より希望通りに支給されない場合があることを御了承くださ
い.

旅費援助・コスモス会館宿泊共,講習会への参加日程を越えて
の申請はお断りします.なお,この旅費援助は学部学生への支
給ができません.悪しからずご了承ください(自費等による参
加は可能です).


講習会参加申請書

氏名:

ふりがな:

職名または学年:

公式の所属大学・研究機関,
学部・学科・研究室・所属部署など:
(詳しく正確にお願いします)

実際の勤務先または通学先:
(勤務先または通学先が公式の所属機関とは異なる場合のみ記入)

勤務先または通学先の郵便番号・住所:

勤務先または通学先での電話/ファックス番号:

勤務先または通学先での電子メールアドレス:

使用言語について(コードを書ける言語を残してください):
C / C++ / Objective-C / FORTRAN77 / Fortran90 以降 /
Java / Perl / Python / PHP / Ruby / awk / sh系(bash,zsh) / csh系(tcsh)

コスモス会館宿泊希望(該当するものを残してください):
 無
 有 (チェックイン: 月 日,チェックアウト: 月 日)(※)

旅費援助希望の有無(該当するものを残してください):
 無
 有 (国立天文台着: 月 日,国立天文台発 : 月 日)(※)
   (勤務先または通学先の最寄駅:    )(※2)
   (交通手段:    )(※3)

 その他:


(※1) 講習会への参加期間を越えた日程は承認できません.
(※2) 旅費援助希望の方は必ず勤務先または通学先の最寄駅をお書きください.
(※3) 支給額は、必ずしも利用された交通手段の全額にはなりません。